ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションでは、12月9日ディナータイムより旬の食材をふんだんに使った期間限定コース『冬のデギュスタシオンコース』のご提供を開始いたします。
デギュスタシオンコースとは、季節の食材を使用し、食材の魅力を最大限に生かした特別コースです。

ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションでしか味わえない期間限定コースをぜひご堪能くださいませ。

今冬のデギュスタシオンでは、唯一無二の食材を探し求め、シンプルかつエレガントな一皿へと昇華させることを目指しました。
アミューズブッシュは、ロブション氏が自ら選び抜いたスペイン・ホセリート社の36ヶ月熟成イベリコ生ハムから始まります。

冷前菜の 静岡県産幸海老のサラダ“ボレロ”は、往年のスペシャリテでありながら、いまは簡単に見ることが出来なくなりました。小ぶりながら豊かな味わいの幸海老が手に入った時にだけ成立する、芸術的な一皿です。

続く 温前菜では、フォアグラのプランシャ焼きと、丸ごとフリットにした岩手県産しいたけ<禅丸ZENMARU>の2つの食材が主役になります。ひとくち頬張るごとにあふれる、ジューシーな味わいの<禅丸>の旨味とフォアグラの脂が重なり合い、互いの魅力を引き立てる組み合わせに仕上がりました。

お魚料理は三重県答志島の一本釣り“トロさわら”を。極上のトロさわらと香り高い黒トリュフを、トピナンブールのヴルーテ、そして愛知県イチローファームのクリアな味わいのミニ白菜のサラダと合わせてお召し上がりください。

メインディッシュには、北海道北見から届く、生産者 林さんが丹精込めて熟成させたエゾ鹿をご用意しました。ロース肉はロティに、バラ肉は赤ワインと共にじっくり煮込み、肩肉と合わせて、冬のこ馳走シュー・ファルシに仕立てています。様々な部位の魅力を、ソース・ポワヴラードでご堪能いただけます。

アヴァンデセールには、宮崎県産の大ぶりで艶やかな金柑をコンポートにし、爽やかなヨーグルトのソルベと合わせました。

締めくくりには、パリ ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション〈エトワール〉のシェフパティシエ、ルノー・バコネ氏とともに試作を重ね完成させたグランデセールを。国産ウィスキーに漬け込んだグリオットチェリーを軽やかなチョコレートムースで包み込んだ、斬新かつスタイリッシュなフォレノワールです。

冬の澄んだ空気が深まるこの季節に育まれた食材がやさしく彩ります。支えてくださる業者様や生産者様への感謝を込めてお届けする、今だけの豊かな味わいを、そのひとくちが運ぶ幸福とともに、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。